とあるゲームの片隅で。

Guild Wars 2で遊んでいます。まいにち迷走中。

イイヒトの矛盾

free

結論から先に言うと、イイヒトは良いんです。
どんな理由だろうと、どんな風味でも。

最近所用で頻繁に会っているキャサリン(仮名:日本人)は、
とっても優しい人。 
自分のことよりも人を優先してしまう。
それが行き過ぎている。

先日、キャサリンとの待ち合わせの場所に向かっていると
移動中にメールが来て「少し遅れます」とのこと。
30分ほど送れて彼女はやってきた。

私は10分前に来てたので、実質40分ほどキャサリンを待っていたのだが
途中、トイレに行ったり、ウィンドウショッピングしたりして
実際ちょっとした買い物もした。

だから時間のことは何も気にしなかった。

キャサリンとカフェに入って話を始めると
彼女は遅れた理由を話し始めた。

キャサリンには中学生の娘さんがいる。
夏休みの部活で朝から学校に行って、
お昼はイラナイと言っていたのに
キャサリンが出かける直前に帰ってきて、
お腹がすいたと言ったらしい。

もしそれが私だったら、自分が中学生だった時を考えても
もし自分が親だったとしても、よほど重大な理由がない限り
この状況での私の答えは「娘が自分で何とかする」だ。

コンビニで買うもよし、冷蔵庫をあさるもよし、食べないのもよし、
友達と食べに行くもよし。

ところがキャサリンの場合は、娘に食事をつくり、食べさせる。
作るだけじゃなく、食べるのを見守るのだ。
見守るというか食べ終わるまで待機というか、
食事中に給仕をするのだ。
飲み物やなにやら。

なのでキャサリンは私にこう言った。
「出かけようとしたら娘が帰ってきて、ご飯要らないって言ってたから
何にも用意してなくて、ご飯作って食べさせてたら遅れちゃった」

単に過保護ではない。
キャサリンは、それが自分の娘じゃなくてもそうするのだ。

仕事が終わって帰る頃に急に雨が降ってきて
傘のない同僚のために置き傘がないか一緒に探してあげて
帰る時間が遅くなったり、
そのせいで家族の食事の用意が遅くなって文句を言われてしまうとか。
しかも誰も手伝わないとか。
それで自分が食べる時間がなくなって、(←ここは私も不思議に思うが)
娘が残したものをつまんで夕飯食べなかったとか。

おそらくキャサリンは家政婦のように、
家族に食事を提供したら給仕をしていて、自分はあとで食べるのだろうか?

数え上げたらキリがないほど、キャサリンの話は全部どれも
こんなことだらけなのだ。

そしてそれを、ぼやくというか、愚痴るというか、
悩みなのか相談なのかよく分からない感じで
誰彼かまわずにダダ漏らすのだ。

良くも悪くも馬鹿正直に話す。
自分に都合の悪いことでも話す。
心の声を垂れ流す。
サトラレのように。(古い)

よくもまぁ、次から次へと話題に事欠かない人だなぁ・・・ と
半ば呆れて毎回話を聞いているが。
改善もしないし、進歩もないし、だから私はアドバイスもしない。
でもずっと聞いてると、キャサリンがものすごく矛盾だらけにみえて
その矛盾点を探すように話を聞いてるのは面白い。

キャサリンの思考の出発点はなんなのか?
勝手に分析してしまう。

キャサリンは間違いなくイイヒトだ。
優しい。
それに、自分をそこまで犠牲に出来るのはある意味強い。
けど、どういうわけか強さを感じない。
ということは弱いのか?
嫌と言えないからこうなっているのか?
自分がしたくてしているのか?
嫌われたくないのだろうか?
イイヒトだと思われたいのか?
ポリシーがあるのか?
ポリシーがないのか?

キャサリンは娘のために友人(私)との約束を破った。
大げさに言えばね。

同僚のために家族に不満を与えた。

親切にしたいのか?
優先順位があるのか?
今目の前にあるものを優先にしてしまうのか?
優先順位がつけられないのか?

キャサリンは謎である。
そしてふと、今も年賀状のやり取りをしている
元同僚のリンダ(仮名:日本人)を思い出した。

リンダも全くと言っていいほど、キャサリンと同じようなことをしている。
よくよく思い返すと、話す内容も似ている。
同一人物と言ってもいいかもしれない。

リンダもとてもイイヒトだ。
そして矛盾に包まれている。


彼女たちを非常によく似ているとするならば
共通点がいくつか見出せる。
それらを思い浮かべて並べると、キーワードが浮かんだ。

「私が悪いの」

彼女たちはこのセリフを頻繁に使う。
時には深刻に、時にはさらりと、口癖のように。


そうだね、、、、 
いろんな意味で確かにあなたが悪いかもね。。。。
何だか次に会ったらそう言ってしまいそうだ。








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